2012年05月31日


「タダイマトビラ」村田沙耶香■なにやら話題になっている人。最初はもう、よくある“家族の闇”モノだなあ、と思ったけど、登場人物の歪み方が割と徹底的で、がっつり集中したら帰りの電車×2日で読めたー。

「まぶた」小川洋子■最近、本屋にゆっくり行く時間がなく、こちらも会社の図書館にて。こういう本を読むと、それこそ、ゆっくりした気持ちになれる。大人の絵本のような趣。そーっと小説の世界に入り込む。心地いい。ああ、今月は週1冊ペースで読めた。帰りの電車内、FB封印(あくまで電車内。乗り換え途中や電車待ち時はついつい…)。

「文学2012」日本文藝家協会=編■18人の作家が短編を寄せた1冊。心に残っているのは楊逸、穂田川洋山、前川知大、よしもとばなな、佐川光晴、綿矢りさ、岡田利規、木村友祐。よしもとばななとか、メジャーすぎて、初期のしか読んでなかったけど、やっぱウマいなあ、と思ったり。発見。会社の図書館で借りた。明日かえさなきゃ。

「なぜK-POPスターは次から次に来るのか」酒井美恵子■なぜ、K−POPスターが次から次に来るのかが、わかった!

「舟を編む」三浦しをん■三浦しをんの作品は、前に読んで、どうにも肌に合わず、途中でやめてしまったことがある。まあでも今回は本屋大賞もとったし、やたら読まれてるので、図書カードも手に入ったし、読んでみるか、と手にとったのだが。

辞書の編集にかかわる人たちのお話。
もっとレアでもっとそそられるものがあるかと思ったけど、軽すぎる恋愛や、突飛なキャラクター設定など、やはりなかなか、感情が入っていかず。

いや、このままでは終わらないかも、と思ったら終わったし、まさかこの展開はこうなるのでは…と思ったらそうなった。

つまらなくても好きな作家だと、何かしら感じるものがあったりするけど、やっぱ「合わない」作家だと、何も残らない…。つらい…。

ただでさえ、とあるソーシャルネットワークサービスのせいで、ずいぶんと読書量が減ってるのに。
…というのは、自分のせいだ。読もう。もっと。

映画
「スヌーピー誕生」■地元の図書館で。チャーリーブラウンと、こうやって出会ったんだ!と感動。シュールで笑えて、25分の映画だが、はっきりいって、超おもしろかった。

「バーバパパ」■正確なタイトルを忘れた…こちらも図書館で。娘がなぜかバーバパパ好き。ちょっと環境問題な内容。なんだっけ。タイトル。



(22:20)

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この記事へのコメント

3. Posted by こゆき   2012年05月16日 21:47
師匠!あ、ありがとうございます!!
早速、明日本屋に行ってきます!

電車でケータイいじるのは、
やめだ!やめだ!
2. Posted by ヨンロク   2012年05月16日 21:28
どうも、師匠です(!??)。
近くにいたら、すぐ貸してあげるのにー!
なんだろうね。狙ってる感が…
いや、故意的に狙ってるならいいけど、本気っぽいのが、、浅い…、
海外小説だけど、本屋大賞1位&ツイッター文学賞3位の「犯罪」(フェルディナント・フォン・シ-ラッハ)、ツイッター文学賞2位の「こちらあみ子」(今村夏子)、同じく9位の「なずな」(堀江敏幸)はおすすめ!!
1. Posted by こゆき   2012年05月15日 18:38
あ、読んでないや、
読まなくちゃ、話題だし。
って今朝思ってて、そしたら、
まさに、師匠(ひーちゃん)が、
ブログに感想書いてるから、
ひとりでびっくりしているよ。

読むのやめよっかなー(笑

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