2009年03月12日

ぶらり、電車に乗って、バスに乗って、
終点で降りたら、こんな風情のあるバス停にたどりついた。

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天気のいい昼下がり。
長いベンチにすわると、大きなロータリーが
目の前に広がる。
でも、人っこひとり、いない。
ずいぶん、遠くまで来てしまったものだ。

・・・程なく、知った顔がやってきた。
ベビーカーに6ヶ月になる娘ちゃんを乗せて。

高校時代の部活の先輩だった。

そうだ。このバス停の近くに実家があるんだった。
ていうか、彼女はふだん、アメリカはフロリダ州に住んでるのだけど
ただいま帰国中で、会おう、と誘ってもらったんだった。

しかも私はバスに乗るのが面倒で、
指定されたバス停まで、タクシーで来てしまったんだった。

さらに補足しておくと、こんな田舎な風景だけど、
いまやお洒落タウンとして名高いF駅からすぐの場所なのだった。

ついつい、このバス停を眺めていたら、
ひとり、ぶらりと、旅をした気分になっていた。

先輩の家につくと、さらにふたり、先輩が待っていた。

ほんっとに愉快な先輩たちも、みんな、母の顔になっていた。
ひとりの先輩に、持参したケンタッキーのお肉を
ひとくち、取られた。

・・・また、会いましょう!



(11:23)

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