2010年11月

2010年11月30日

来月5歳になる長女は、まあたいていこの年齢の女の子ならみんなそうだと思うけど、キラキラしたものが大好きだ。

だからたぶん、たいていの4、5歳児はみんな好きだと思う。
見たら、好きだと思う。
キラキラしたものは何でも好きだから。
長女は、まんまとハマった。

http://www.takamizawa.com/top/top.asp

何の気なしにつけたテレビにたかみーが出ていた。
「なに、このひと、おばさん?」
キラキラしたたかみーを見て、目をキラキラさせながら質問する長女。
「最高におもしろっくて才能あふれるおじさんだよ」
とかなんとか、我々夫婦が大笑いしながらそのテレビ(しゃべくり007傑作選、だった、確かにこの回は秀逸だった)を見ながら言うと、
「え?おじさん?」と目をさらにキラキラさせた。
「さあさ、習い事に行かなくちゃ」と長女の手を取ろうとすると
「もっと見てたい」と駄々をこねた。
「録っといて」と録画をねだられ、応じたけれど、習い事から帰ってきたときにはケロリと長女はキラキラのおじさんのことを忘れていた。
が、その日の夜、就寝寸前、
「あ!録っといたキラキラのおじさんが見たい」。
「こんな時間に見たら夢に出てくるよ」と言うと
「夢に出てきてほしい」
「……夢に出てきたらそれから寝られなくなるよ」となだめて、とりあえず寝かせたのだが。

そんな感じで、次の日からたかみー漬けである。

(22:39)

2010年11月27日

IMG_3790
10%オフの無印良品にて
4着合計3,825円。

IMG_3791
1回だけ間違えたことがある。
1回だけ。

IMG_3838
落ち葉に埋もれる姉弟。


(22:37)

2010年11月19日


「青空感傷ツアー」柴崎友香■退屈だなあ、なんか最後のほうであるかなあ、と思いながら、そのまま読み終えてしまった…。「きょうのできごと」「その街の今は」なんかは好きで、テイスト的には似てるのだけど、登場人物に魅力がなかったからかなあ。

「ブラザー・サン シスタ・ムーン」恩田陸■“恩田陸にハズレなし”! 同じ高校から同じ大学に進んだ男女3人が、ぞれぞれに大学4年間を回想していく(現在、の年齢はわからないけど)。ひとりは小説、ひとりはジャズ、ひとりは映画という趣味を深く突き詰める4年間であるけれど、それを持ってしても有り余る、自由でとらえどころのない4年間はやがて3人を微妙な距離へと離してゆく。恩田陸の小説に出てくる大学生なり、高校生なりはものすごく賢くて、自らを正確に評する才覚に秀でていて、同じような仲間がいて、パーフェクトなんである。とてもとてもああはなれないんである。でも彼らが過ごす時間、そのときに感じることには深く共感できる。ジャズに没頭する主人公がバンド仲間と部室で過ごしているとき、突然リクルートスーツを着た先輩が入ってきてセッションするシーンなんかは、実際そういう体験がないにせよ、ものすごくそのときの“熱さ”は伝わってくるんである。なんせなんせ、おもしろかった。

「いちばんここに似合う人」ミランダ・ジュライ(岸本佐和子訳)
■何だろう、翻訳が合わなかったのだろうか。話題本なので一応読むも、ちょいちょい飛ばし読み。官能的な描写も下品としか思えず…。難しいなあ、翻訳もの。

「花のようなひと」佐藤正午(牛尾篤・画)■大人の絵本。3ページ足らずの花にまつわる短編集。一編ごとに、シックで繊細なイラストが添えられている。読んでいて心地よくて、電車を乗り過ごした(!)。

「妻の超然」絲山秋子■小学生のころ、佐藤さとるの本を読みあさった。中学生のころ、新井素子や赤川次郎を読みあさった。銀色夏生なんかも集めてた。なんであんなに夢中になっていたのだろうか。単純に、「おもしろい!」と思ってたからだ、と思う。40を目前にしてまだ「おもしろい!おもしろい!」とワクワクしながら本を読んでいる。「妻の超然」「下戸の超然」「作家の超然」という3つの物語が入った1冊。どれもおもしろいのだが「下戸の超然」にでてくる「わたしは必要とされている」と思いこんでボランティアに没頭している女性こそが、一番他人に依存しているという真実に唸った。


(23:37)

2010年11月15日

我が家と最寄駅を同じくする、ある私立の高等学校は、
スポーツが強くて、「○○高校○○部、全国大会出場」なんていう見出しを
新聞のスポーツ欄でよくみかける。
すごいなあ、がんばってほしいなあ、と、
近所だから、というだけの理由で思う。
まあ、思う時間はその新聞を眺めている間くらいなものだけど。

日曜の朝刊を眺めていたら、
そのご近所校のサッカー部が決勝で敗れ、
全国大会を逃した、という記事が。
ああ、と残念がったのもつかのま、
このたび、そのご近所高校を見事下したのは、
わが母校の某都立K高校であった!
13年ぶり、2度目の出場、だそうで。

あ、あの応援行ったのは13年前だったっけか、
とすぐ同級生に連絡したら、おそらくそうだよねたぶんね、てなことで。

もちろん私はサッカー部だったわけでもないし
たしかサッカー部に知り合いはひとりもいなかった気がするけど
母校が全国大会に出場、ってのはご近所高校が出場するのと
わけが違うなあ、と思った。なんだかうれしくてわくわくするものだ。

母校のHPを見てみたら、
百人一首の全国大会で優勝なぞしていた。
新聞に載っていたら、サッカー部と同じくらい、わくわくしただろうか。

(12:24)

2010年11月13日

「ふたりもお子さんがいるようにはみえないですねえ」
と、たぶん、発言者本人はよかれと思って言ってくれてるのだろうけど、私はそう言われるとすぐさまこんなふうに自己嫌悪に陥る。
母の威厳・風格なし、ざっと40年という年月を生きてきた年輪みたいなものが全く顔にきざまれておらず、厚いか薄いかでいったら薄型の人生であるということが見透かされている…。
もちろんほとんどの場合、「あ、このひと意外と老けてるからお世辞言っておこう」ってな具合で挨拶の続きみたいな軽いノリで言われてることのほうが多いのはわかっているのだけれど。

でも、今日みたいに美容院で若い美容師さんとジャンク菓子の話で盛り上がり(いわゆる、きのこ(の山)派かたけのこ(の里)派かとか、ふんわり名人には衝撃を受けただとか、ポテチはやっぱりチップスターに帰りたくなるだとか、ルマンドは買ったその日に一袋をひとりで食べる、だとか、アルフォートはシンプルなのになんであんなに美味しいのかだとか、ドンタコスは一度食べたいと思ったら、24時間食べたいと思っていられるだとかそういった話)、
「ふたりのお子さんがいる方とお話ししてるとは思えないです。負けそうです」
と言われると、心底、うれしい。

そんな感じで美容院にて、久々にかなり短くした。
帰り道、いつも予約をしているパン屋さんに「短いの、似合いますねえ」と言われた。お世辞だろうとは思った。が、パン屋さんは、ふだん愛想がいいとはあまりいえず、3年くらい通っているけれどそんな容姿に関する会話など、今のいままで一度もしたことがない。咳をしたら「お風邪ですか」程度の会話くらいしか。
それで、うれしくなって帰宅したら、娘には「長いほうが良かった」と半べそかかれた。私も1/4べそをかいた。

あ、あと驚いたことひとつ。美容院でペラペラとめくっていた雑誌に長山洋子とその娘さん(生後2カ月)の写真が載ってて、どっちもものすごいかわいかった。

IMG_3704
保育園までの道のりを、3人は毎朝、歩く。
あちこち寄り道するから、
30分くらいはかかる。



(23:22)