2009年09月

2009年09月30日


「あるキング」伊坂幸太郎■伊坂ファンにはいささか物足りない作品らしい。多くのファンたちの書評などでそういわれている。でも、私はとても楽しめた。小さい頃、魔法使いやピンクレディーになる自分を想像したように、あり得ない人生物語は、ワクワク、楽しい。伊坂作品、全部読んでるけど、確かにちょっと異色。けど、伊坂さんの心意気は充分、伝わってくる。

「ねじまき小学生」まついなつき■小学生の保護者はこんなに大変!っていう、エッセイ&マンガ。公立小学校に通う子を持つ親の1年間の生活がよくわかります。もちろん、自分の経験値がすべてではないけど、昔とはいろんなことが変わっているけど、根っこの部分は変わらんのではないかな、と思ったりもしました。大変そうだけど楽しみ。娘は今までの倍生きないとまだ小学生にはならない。先はわかりません。「私はテニス選手になりたいので松岡家に修行に行かせていただきます」と言って修造さんの養子になるかもしれないし、「バレエを本気でやりたいのでロシアに行かせてください」と言い出すかもしれない。

8362b356.jpg
「monkey buisiness vol.5」
■文芸誌。小川洋子と川上弘美の対談が読みたくて、本屋に行くたびに探していたのだけど、なかなか出会えず。このたび「1Q84」のバカ売れのおかげで書店でよくみかけるように。村上春樹のロングインタビューが載っているのだ。ところで仕事というのは、その仕事自体に興味があったり、最初は興味がなくても何かしらとっかかりを見つけて気持ちを入れていけば、どんな仕事でも充実感を獲得でき、なんとかやれそうだな、という気がしている(もちろん、現実はそう簡単ではないけど。どんな仕事でも楽しいだろうな、という言い方のほうが正しいかな)。しかし、絶対になれないのは小説家だ。と、読書するたびに思う。ここに載ってるインタビューや対談を読んで、さらにその考えは確たるものに。だからこそ、とてつもなく複雑そうな小説家の頭の中をのぞくのは時々、面白いのだけど。

(22:54)
下の子の用事で、ある日の午前中、T町にでかけた。
うちから目的地まで徒歩20分だし、お天気もよいので、お散歩がてら、歩いた。
その日は午後イチにも予定が入っていたので、すぐにまた徒歩で帰ろうと思っていた。
けれども、用を済ませたあと、私は何かに導かれるようにして、少しだけ遠回りをしようと帰り道をそれた。
実際、見えない何かが私をぐいぐい、と導いていたのだった。「カレー」が、導いていたのだ。

遠回りをすることで、昨年末までよく行っていた、大のお気に入りのカレー屋(夜はイタリアン)さんの前を通りかかった。以前、上の子の習い事でT町まで毎週通っていて、その帰りによく寄っていた店だったのだけれど、昨年末、プールが閉館になり、私のお腹もかなり大きくなってきていたので、わざわざ行かなくなっていた。下の子を産んでからも、そこはカウンター席しかない、広くはない店なので、行くのをためらっていた(赤子が泣いたら大変だ)。

久しぶりに食べたいなあ、と店を覗き込もうとした瞬間、驚愕のポスターが目に入った。『閉店』と書いてあるポスターだ。ヘイテン?次の瞬間、私は自宅で仕事をしている配偶者に電話をしていた。
私の見間違えでなければ、2日後、この店が閉まる。
今後、あのカレーが食べられなくなるという事実をつきつけられたことで、心臓がバクバクし、今、食べないと一生後悔する、と焦りから「午後の予定を変更するから、共に食わないか」と電話をしたのだ。
二重否定の即答であった。「行かないわけがない」
開店までまだ時間があったので、私は午後の予定を変更し、駅のトイレで子のおむつを替え、寝かすタイミングを計算し、近所をふらふらとして、配偶者の到着を待った。
開店時間の5分前から子を寝かしつけ始め、そしてそれは見事に成功した。
だっこのまま、大きなソーセージが乗ったカレーを注文した。もちろん、大盛りだ。子の頭にサラダのドレッシングが垂れた。洗礼だ。

久しぶりに店長とおしゃべりをした。店の音楽がブルーハーツからジャズに変わっていた。店長は「産まれたんですね」と私の胸で眠る子を見て言った。ああ、どんだけ来てなかったんだろう。
カレーは辞めるけど、店をたたむわけではないという。イタリアン一本になるそうだ。もともとその予定だったそうだ。なんだか粋だ。カレーのお味はわざわざ記録することもない、絶品、のひと言であった。

私には霊感も超能力も備わっていないはずだが、この日だけは、そういった力を信じたい日であった。
ところで、
7c62f5d7.jpg

これも普通だった。


(21:49)

2009年09月23日

 新幹線に乗って約1時間、2泊3日の旅は幼子ふたり連れにはちょうど良いかと思っていたけれど、想像以上にたいへん、であった。
 宿よし、風呂よし、ごはんよし、の豪勢且つ贅沢な3日間に多少ビビりながらも(貧乏性なもので)大満喫の旅であった。
 広々とした部屋、ゆき届いたサービス、ゆったりとした温泉、満点の星、豊かな緑、上品でおいしいお料理は日常からは確実にトリップさせてくれた。
 が、幼子というのは気持ちのコントロールはまだまだできず、眠たいときはグズり、したくないことはせず、したいときは突然する、といった生き物であり、大人対子供、2対1ならまだ対応できても、2対2となると、これ、なかなか難しいのであった。
 旅中、子等が寝静まってくつろぎつつ、
「こういう宿に、子育ての苦楽を共にしたママ友や、10代の頃からの友人たちと50歳くらいになったら来たいなあ、自分の荷物だけ持って」としみじみ思っていたら、思っていただけでなく、きちんと発声していたようで、すぐ横にいた配偶者から「去年もここで同じこと言ってた」と、静かに言われてしまった。

 旅から帰った翌日は、近隣にある公立高校の学園祭へでかけた。
 受付でパンフレットを手にした瞬間、体温がフッと上昇する。軽音楽部や演劇部などのパフォーマンス系の紹介が目に入ると、熱心に読んでしまい、体がそちらへ向かおうとする。父兄や地域の人々、来年高校受験を控えた中学3年生らしき人たちがたくさん、いる。盛り上がっている。
 こういう雰囲気にめっぽう、弱い。この日のための準備、準備のための話し合い、時には諍い、そして迎える緊張感みなぎる当日、やがて切なく楽しい後片付け、祭りのあとの祭り。こんなイベント、楽しくないわけがない。楽しさがビシビシと伝わってくる。高校生ならではのドラマがあちらこちらで繰り広げられたに違いない。

 そのまた次の日はママ友らとお弁当を持って近くの広場へ。何度か足を運んでいる大きな、大きな、芝生の広場。
 173fcaf4.jpg
3歳の女子たち3人は、全身真っ黒になりながらはしゃぎまくる。レジャーシートから腰をあげるのが億劫な母3人は、おしゃべりに花を咲かす。
 和菓子か洋菓子か。羊羹は甘すぎやしないか。トッポとガーナのコラボは、数あるお菓子コラボの中でも群を抜いていないか。プリッツはサラダ味か、バター味か。そんなことを主に、しゃべる。もちろん、まともなこともしゃべる。少し。

 お金と手間のかかる旅行も、若者たちが創りあげるお祭りも、1円もかからないピクニックも、どれもこれも楽しい、楽しい。

 いつまでも健康で、まわりのみんなも健康で、楽しい楽しい、と笑っていたいものだ。

(22:53)

2009年09月15日

75aae518.jpg


ハーゲンダッツドルチェ、スイートポテトパイ。
スイートポテト、ではなく、スイートポテトパイ、
であるところがポイントなのだが。
正直、普通、でした。スイートポテトパイの味でした。

週末遊びにきてくれた、毎度Mちゃん母娘からのお土産、
小ざさの羊羹は、ほどよい甘さが口いっぱいにひろがって、
その弾力感も絶妙で、とってもおいしかったです。
(シルシルミシル、AD堀くん風に)


(21:49)

2009年09月07日

マリメッコのメモリーゲーム。
b9d08c8d.jpg


マリメッコのお店の前を通るたびに
かわいいな、かわいいな、でもおしゃれすぎるな、
大きな花柄とか思い切って持ってみようかな、
いや、でも、似合わないな、無理しておしゃれしてる、って
思われそうだな、やだな、やだな(BBゴロー風に)、
けど、なんか、ひとつくらい欲しいな、、、、

と思っていたら、ちょっと前になるけれど、
友人からこれをいただいたのです。
絵合わせゲームです。神経衰弱です。
3歳の娘と時々やります。
全部は難しいけど、10組くらいで遊びます。

なんせ、絵柄がすこぶる、かわゆい。



(13:10)