2009年05月

2009年05月25日

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彼は私の太ももの上にいるのが好きで
いつもそこで落ち着いている。
最近、自分の手の存在に気づき、これは何だろう、と
にぎりこぶしを眺めたり、口に入れたりしながら。
ベランダに行儀良く並んでいる洗濯物を見て
ゆらゆら揺られて何してんだろう、考えながら。

私はそんな彼の思考を邪魔しないように、
読書をする。
しばらくしてふと彼のほうに目をやると、
背表紙のほうからヒラリと垂れた栞紐を
彼は凝視している。

深緑の紐がちょっとした空気の揺れで
ゆらりゆらりと動いている。
彼はまた、これは何だろう、と考えている。
結論が出たかな、という時を見計らって、
私は栞紐を本にはさむ。
本の下のほうから、少しだけ栞紐が出ている。
あれ、短くなった。しかも出ている場所が違う。
彼は少しだけ混乱したような顔をして、また、考えている。

赤子はおもろいなー


(13:37)

2009年05月14日


「黒髪/別れたる妻に送る手紙」近松秋江■久々に1冊、読了。昔の小説がもつ、独特のリズムは気持ちよくてワクワクする。女性に翻弄させられてばかりのダメな男のはなし。半自叙伝らしい。やはり活字だけの娯楽は脳を刺激する。時間みつけて本読みたし。

(10:43)

2009年05月03日

自宅近くの緑あふれる川沿いを15分ほど歩くと、
(実際、3歳児と一緒だと30分以上かかるが)
まるで避暑地に来たような、
これまた緑で囲まれた、
小さなカフェにたどりつく。

顔隠すヤツを初めてつかってみた

テラスにある席で約1ヶ月半ぶりの外食。
びっくりするくらい、気持ち良し。

保育園のおともだち母娘が偶然通りかかったので
一緒にランチ。

で、そのあと、公園。
はしゃぎ回る3歳児たちふたりと、
いきなり3時間以上も外に連れ出された
生後1ヶ月↓
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今年のGWはちょいちょいおでかけな日々。


(11:08)