2008年06月

2008年06月24日

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『カカオ染み込む不思議食感(パッケージのコピーより)』。
まさに、である。
キング・オブ・チョコレート「キットカット」に
負けるとも劣らない、ガルボ、である。

そういえば、15年だか20年だか前の大晦日に、
友人宅でチョコレートの話だけで数時間
過ごしたことがあった。
小中学校時代からの友人たちと、私を含め4人で
チョコレートの話だけで、年を越したのだった。

キットカットはもちろん、クランキーチョコだの
V.I.Pだの、液体に近いドロドロしたチョコを
つけながらいただくやつ(名前忘れた)だの、
純粋なチョコではないが、
たけのこの里だのきのこの山だの、
アポロはロングセラーだけどどうなのだの、
チロルチョコの10円という値段は妥当なの、どうなの、
ずっとずっとそんな話を、どうしてこんな話を
すこぶる真剣にしているのかどうか、なんていう疑問を
一切、抱かずに、ずっと、ずっと話してて、
そしていつのまにか「明けましておめでとう」と言って、
それでも話は終わらなかった。

ものすごい平和な時間だった。

知り合って四半世紀になろうとする
その友人たちとは、
いまだにしょっちゅう会っていて
ついこないだそのうちのふたりが
予定日2週間違いで、相次いで妊娠が発覚。

あの、チョコについて話していた時間は
そりゃあもう、手放しに平和だったけれど、
そのニュースを聞きながら、
4人でパスタを食べていた時間は
また違う次元っちゃあ次元だけど、
相当に平和で、幸せな時間であった。

なんだかいろいろと心配事の多い世の中だけれど
そんな、日常の幸せが壊れることのないよう、
暮らしていきたいものだ。

それにしても「花より男子ファイナル」が、観たい。


(23:24)

2008年06月22日

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ここはなんとカラオケボックス。
最近はキッズルームってのがあって、
こんなふうに子供が遊べるようになっている。
「親子連れにやさしい」店が増えている。
いいねえ。どんどん親子に媚びてくれ!

保育園ママ+プールママ友たちと行ってきた。
雨の日の遊びとしては、なかなか。

帰り、カラマーゾフの3巻、4巻を購入。
ブッ続けで読むと頭がヘンになりそうなので
間に読むために川上弘美の新刊も購入。

それにつけても、「アメリカン・アイドル」のない土日は
ひどく、さびしい。


(23:24)

2008年06月16日


おわってしまった。
あまりに感動的なエンディング。
毎年のことながら、号泣。

(00:18)

2008年06月12日

ライブ
Theピーズ at 赤坂BLITZ■このバンドのライブを見るために、生きていかなくては、とすら思う。


「風花」川上弘美■「カラ兄」2巻を読み終えて、ひと息つきたくて読んだ。そばにいたら絶対イライラするような、面倒みきれない不思議ちゃん系の女性が主人公。でも実際そばにはいないから、完全に人ゴトだ。相変わらず“空気感”で読ませる川上弘美の小説は、なんでこう思うのか、くやしいけど、引き込まれる。どっか、おとぎ話感。ダンナの不倫の話なんだが。

「キッドナップ・ツアー」角田光代■中学生におすすめの本、と、ある教科書に載ってて、興味がわき購入、1日で読了。たぶん、どこにでもいる父と娘の物語。ふたりの心情は活字にはなってないのだけど、手にとるように伝わってくる。「カラ兄」の1巻を読み終えたので、この本でひと息つきました。

「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー■挑戦中。

「論理と感性は相反しない」山崎ナオコーラ■ほんとに大きなお世話だけど、この作家の行く末が少々心配になっちゃった。

「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男■20世紀に起きた数多くの戦争に翻弄されたたくさんの犬(軍用犬)たちの物語。たくさんすぎて、途中から誰が誰の子供で、とかまったくわからなくなったけど、彼らの生きることに対する勢いと裏付けられた歴史物語を、興味深く読みました。

(23:03)