2008年03月

2008年03月24日

 ※最近読んだものが上にくるようにしました。

「流星の絆」東野圭吾■どーなるんだ、この先、一体どーなるんだ、と先へ先へ読ませる筆力は相変わらず圧倒的。登場人物たちの感情描写は少々、もの足りず。「白夜行」みたい、と思うと飽きがくるけど、面白いには面白いので、いっそのことシリーズ化してしまえばいいのに。タイトル、久保田利伸を思いだす。ヨンロク世代。(流星のサドル)

「薔薇は生きてる」山川彌千枝■8歳から結核で亡くなる16歳までに記した散文、短歌、日記、書簡等を収録(帯より)。大正から昭和にかけて、しかと生き抜いた少女の記録。ほとんど病床で書かれたものだけれど、彼女が何を見て、聞いて、感じて、そして何を愛し、憎んだかが、まるで自分の友だちのように伝わり、彼女がいかにすばらしく豊かな感情と言葉を持っていたかが悲しいほどに(その才能が幼くして奪われたので)わかる。川上未映子のブログに紹介されてて、気になって買ったのだけど、これまで8つの出版社から刊行されていて、今回が21年ぶりの新版だそうだ。

「ワンちゃん」楊逸■最後まで「乳と卵」と芥川賞を争っていたということで気になって読んだ。中国人が書いた日本語なので、いくらか稚拙。というのが賞を逃した主な理由だったそうだが、まあ、確かに。けども、この「ワンちゃん」という女性はとても愛おしい。不遇な人生だけど負けない。でも負けそうになるころもちゃんと描かれていて、応援したくなる。いつも悲しそうな顔しながら笑っている女性だ。もうひとつの短編もよかった。

「失われた町」三崎亜紀■半分までは真面目に読んだ。半分からは飛ばして読んだ、、、。だめだった、、。タイトル通り、町(とそこに住む人々)が失われる話なんだが、、、なんというか、とても窮屈な話だった。リアルにしようとすればするほど、リアルでない感じ。行間が無い感じ。失われた「町」を書きたいのか「人」を書きたいのか、まあ、両方なんだろうけど、かみ合ってない感じが、した。

「乳と卵」川上未映子■芥川賞受賞作。最初はものすごく読みにくくて、著者はちょっとばかり美人だから、メディア的にも取り上げられやすいから、って理由で受賞したんだろうなぁ、やっぱりなぁ、と意地悪く読み始めたんだけど、だんだんとその文体、リズムにも慣れてきて、登場人物の小学生、緑子の気持ちも気になって気になって、少しずつ入り込んでいった。文芸春秋(ママ友から借りた)で読んだので、選評とか著者インタビューも併せて読んだら、ふむふむ、と納得、関心、興味惹かれるところも多々あって、選者のひとりが「最初は読みにくいが、、、」なんて同じこと言ってたりしたのも、おもしろく。文体、真似しようとおもったらこんなん(困難)なってしまった。だじゃれだ。エドはるみまっしぐらだ。

にしても、本好きのママ友がふたりもいて、とても嬉しいです。これからも貸し借り、よろしくー。ご近所万歳。

「対話篇」金城一紀■やっぱり、この人の話、ものすごい照れくさいんだけど、あったかい。「幸せ」だと感じたら、それを思いっきり大切にし、もっともっと温めたくなるような。「映画篇」よりこっちが好きかも

(00:08)

2008年03月18日

3月に入り暖かくなり次第、土日や平日休みを使って、
まもなく、もれなく、おでかけ。
しかし、私ははやくも、冬が、恋しい。(寒いの大好き)

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9日。Y&R母娘と多摩動物公園。
感想:殺人的な花粉の量。

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14日。M&R母娘の家に、先月誕生した第二子Yちゃんに会いに、国立へ。
夜は近所の母娘息子らと外ごはん。
感想:国立いい街、百恵ちゃん。

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15日。11日に第一子を出産したばかりの友人に会いに広尾の愛育病院へ。
途中、有栖川公園をお散歩。
感想:広尾という名の欧米。愛育という名のセレブ。

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16日。毎度おなじみ、駅数にして自宅からふたつ目の大きな公園。
隣接するK街で4月から通う区立保育園の入園グッズを追加購入。
感想:保育園 月謝安いが 準備はキツイ


(22:51)

2008年03月13日

職場の隣りに座る、同い年の女性は
ジェイク・ギレンホールに、今現在、不可解なほどハマっていて、
60年~70年代の洋楽(特にハードロック系)に詳しくて、
私と同じように、毎週欠かさず「アメリカン・アイドル」を見ている。
2児の母で、総務・経理系の仕事をバッチリこなし、
気が利き、物腰もやわらかだ。
このギャップがたまらないし、
何かにハマってる人の話は、ほんとうに、おもしろい。

またまた新たにリンクを追加しました。
◇Xin chao! M&N◇というブログです。
前の職場の同僚で、彼女もハマるタイプの女性です。
こんなんやってるのかー、と、これまた関心、
そのセンスに驚く。
趣味で写真もやってるそうで、このたび、グループ展を
渋谷で開催するそうな。

なんか、すてきな感じに紹介したけど、
ちょっとここでは発表できないようなミュージシャンが好きで
日本全国のライブに行ったりもしているところが
おちゃめであり、おもしろいところもある女性です。

まあ何にしても、
とことんハマれる趣味を持つのって、
とても豊かなことだと、おもう。

(22:27)

2008年03月11日

夫婦の会話の9割が「アメリカン・アイドル」のことになる
季節がやってまいりました。

トップ24出揃いました。

今年はレベル高い。

職場の隣に座る女性も観てた!
話し出すと止まらなくなるので
仕事中は要注意だ。

(00:44)

2008年03月03日

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ちょっとだけあったかくなってきた。
土曜日。なんだかんだと毎週のように遊んでくれるMちゃん。
次の日は初めて遊んだのに、仲良しこよしになったEちゃんと。

ほのぼの。

でも
「くりぃむナントカ」がゴールデンに行くことや、エドはるみを見てると
人ごとではない気がしてしまうことなどを考えてしまい、少し悲しくもなりました。

夕方はまだまだ風が冷たい。

(23:58)